いびきは、睡眠中、空気の通り道である上気道が狭くなり、そこを呼吸により空気が通る時に発生する振動音です。特にいびきといびきの間に呼吸が止まっている場合は、睡眠時無呼吸症の可能性があります。 |
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●何が怖い?睡眠時無呼吸症候群・・・ |
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●自分で簡単にできる無呼吸チェック!・・・ |
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●睡眠時無呼吸症候群の原因・・・ |
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●どんな検査すれば無呼吸がわかる?・・・(検査のページへ) |
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●治療について・・・(治療のページへ) |
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●何が怖い?睡眠時無呼吸症候群 |
睡眠中に呼吸が停止するため、身体が酸素不足の状態に陥り様々な合併症を引き起こすことが分かっています。また、無呼吸により深い睡眠(熟睡)することができず、日中の仕事の効率に影響がでることもあります。また、車などの運転時に、注意力の低下や眠気から重大な事故を起こす可能性もあります。
メタボリックシンドローム、高血圧、心疾患、糖尿病、脳卒中などを合併しやすいといわれています。
うつ病と診断されたり、高血圧や不整脈、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞にかかる危険性が2〜5倍に上がります。成人で1時間に20回以上(3分に1回)の無呼吸が続き、治療をしない場合、9年後には約40%が死亡しているという報告もあります。
男性ばかりの病気ではなく、いびきをかく閉経後の女性は心筋梗塞の合併が多いことも知られています。 |
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睡眠時無呼吸症候群の予後 |
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●自分で簡単にできる無呼吸チェック! |
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帝人パンフレットより、昭和大学医学部神経内科 沢胤美先生監修 |
評価@の項目に該当して、そのほかに1つでも該当したら専門医の受診が必要です。 |
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●睡眠時無呼吸症候群の原因 |
いびきをかいている間はのどの奥のわずかなすきまを空気が通り、振動によって「ガーゴー」という音になります。睡眠が深くなり、筋肉がゆるんでくると、のどが詰まり、息が止まる。体の中の酸素濃度は落ち、心臓や脳に負担をかける。脳はこれ以上深く眠ると酸素不足になるのを警戒して、浅い睡眠に引き戻そうとする。これが、1から3分毎に繰り返しおこるため、いくら寝ても熟睡感がなくなります。
肥満が原因で起こることが多いのですが、あごが小さい人にもひどい無呼吸があります。 |
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