奈良時代、道鏡に脚を痛められた和気清麻呂公が『豊前国企救郡湯川郷の
山の麓に湯がわき出ている。その湯に浸れば足はなおるであろう。』との
お告げを受け、湯川にて、霊泉につかり痛みを和らげ(物理療法:水治療法)、
歩く練習をしました(運動療法:歩行練習)。21日目には足が立ち、
清麿公は山の頂上に登り、宇佐八幡宮へ向かい、お礼を申しました。
このことから足立山と呼ばれるようになりました。
これが日本で初めてのリハビリテーションであったと考えられています。
近年になり、九州労災病院では、脳卒中リハの開祖、服部一郎先生と供に
前理事長・津田稔は呼吸リハビリテーションを開始しました。
このような歴史的背景を持つ、湯川・安倍山の地に、介護付有料老人ホームを開設し、
介護が必要な方々のケア・リハビリテーションを行いたいと考えておりました。